星さがし

頭の中に迷い込んで言葉を綴ります

空を飛ぶカラス 海を泳ぐクジラ 地を歩くニンゲンと恋をする僕ら

2020.01.23

 

毎日同じような繰り返しだけど、一日の達成感みたいなの、感じられる日がある。今日はそんな感じ、朝寝坊して遅刻したけど

 

酔い潰れたおっちゃんの看護なんかして、遅延してる最終電車、家路を走るこの列車の中に自分と同じように家が恋しくてヤキモキしてる人が何百人いるんだろう。もしかしたら今日一日疲れに疲れて早く帰りたいだけかもしれないし、大切な人がそこにいるかもしれない。特に何もなく明日を待つだけ、なんてのもあるかも

 

もしかしたら卒論やら会社の会議資料やらの締め切りに追われてて、明日が来て欲しくない人もいるのかなぁ。わっかんねえけど みんな同じ方向に向かってるんだもんね、地球上の人類全員ね

 

ドキドキ ワクワクの感度が鈍って、一日一日がいつかの終わりまでの作業みたいに思えてきて、作詞のノートを開く頻度が減ってきた。書き留めた言葉も、その先で絵にならない そんな期間が続いてしまってます

 

心踊るもんをなかなか見つけられないんだ、目には映るけど手は届かないんだ、ネットの中に探してるものはないんだ、分かってるけど、毎晩その海で泳ぐんだ

 

どうしたらいいんだ、誰も教えちゃくれないくせに

「どうしたい」って聞くんだ、恥ずかしくて言えやしない。本当になりたいものって

 

超大作の人生を送るんだと、ずっと信じてた

 

読みきれない分厚い小説になる、起承転結があって、山はあるけど谷はない、ましてやその谷の底で彷徨うことなんて考えたことなかった。でもいま確実に俺がいるのは光ささない深い深い谷の底だ、たまによぎる光に期待してばかり、この壁を登ろうとしてないのかもしれない

 

こんなんで、誰かの闇を切り裂く光になりたいなんて、口が裂けても言えないから、喉笛くらいまで裂いて叫んでやるしかないな…

 

ゆっくり曲書きたい!ただそれだけ!

スタジオに入りたい!ライブがしたい!

避けて通れない現実がそんな毎日の足を引くんだけど、立ち向かうしかないよね。体5個くらいくれ

 

もうあと半年もせずに23になるのかと思うと、焦りで夜も眠れないし、朝も起きれない…

 

なんだこのブログは、毎度わけの分からないこと書いてしまいますが、今日はこの辺でおしまいにします

 

 

一回14歳くらいに戻りたいよなぁ。ほんとに

「」

2019.12.16

 

今年ももう2週間そこらしかないのか、なんて湧いてこない感触を確かめようとしながら、カーペットで温まりながら書いてます。久々だ

 

何年ぶりかに読んだソラニンが、昔の話と全然違って見えて 込み上げてしまった。だめです、ずるい

 

そう、「なんで生きてんだろう」なんて思うことばかりだ、どうしたら良いのか何一つ分からない毎日だ。虚しい 悲しい なんてものは比じゃないくらい、空っぽだけどすごい大きさの、得体の知れないそいつに襲われてばかりだ。死ぬことがゴールじゃないなら、僕らは既に道を間違えてるんだ

 

胸の奥にぽかんと空いた空洞に、外の風が吹き込んで音が鳴るんだよね。ぎゅーって。ずっと苦しい、同じ人がいたらいいな でも苦しんで欲しくはないな

 

14歳の時からずっと、自分が漫画に出てくる悲劇のヒロインのような気がしてる。人一倍 心臓に針を突き刺されてるような気がする。きっと気がするだけなんだって分かってるけど、誰とも比べられっこないし、俺の心傷も誰にも分からないし

 

「今、日本で一番凍えてるのは絶対俺だわ」

なんて思うようなのと一緒なんだよねきっと

 

家にいるのに帰りたいし、誰にも会いたくないのにひとりは寂しい。眠いのに寝たくはないし、お風呂も歯磨きもめんどくさい。立ち上がりたくもない

 

でも髪は切りに行きたいな…

 

 

俺が迷ってなんかいたらダメだって、思ってるけど、分かってるけど、終わらない足踏みに疲れ果てて地面思いっきりドンドンする みたいな感覚。はやく夜が終わってくれ、冬も終わってくれ

 

 

ふう、書いたらだいぶすっきりしました

全部ソラニンのせいだ

 

 

何にもならない、読むのも辛い文章でごめん

 

良いお年を

センチメンタルに浸る夜

2019.11.01

 

気持ちの良い肌寒さと地元へ向かう終電、子供の頃じゃ気付かなかったけど世の中って酒にやられた酔っ払いばっかりだね。あんまり知りたくなかったかも

 

最近小学生とか中学生くらいに戻りたいなって凄く思う、もっと楽しめばよかったなとはあんまり思わないけど、あの時間にあと20年くらい浸っていたい。明日のことを考えなくていい毎日の中に生きてたい。みんなもそう思わないですか?

 

席替えであの子の隣になれるかな、隣は緊張するから後ろの席が良いな。後ろ姿を独り占めしたいし、プリントが回ってきた時の視線に刺されもしたい。ちょっときもちわるい

 

プールの後の気怠さと居眠りとか、古典と化学の呪文みたいなのをBGMに机の下でこっそり弄るケータイとか、昼休みの校庭のサッカーとか、放課後 5時のチャイムが鳴るまでの夕暮れの公園とか、帰り道の君と偶然を装った僕とか

 

青春って「青春してるぜー!」って青春と、真っ只中にいる時は気づかない青春とがあるよね。今感じたいのは後者だね、あの頃気づいちゃってたら恐ろしいけどね

 

何故かセンチメンタルに浸る夜です。ほぼ満員の終電、この中で一番感傷に浸ってると思う、俺より浸ってるやつは名乗り出てほしい、酒でも飲んで語りません?この発想がもう子供ではないんだけどさ、大人にならなきゃ気付かないことだったかもしれないから

 

誰かと飲みたい、そんな夜ですなー

 

帰ったら晩酌します、買い込んだウイスキーでも飲も…

 

俺の飲酒宣言を最後まで読んでくれてありがとう、またぼちぼちブログ書いていきます

一行目から

2019.10.29

 

人生23年目にして未だにうまく呼吸ができない

 

久々に書くブログ、書き始めからキレッキレで自分でも笑いそうになったんだけど、なんとなく続けてみます

 

今日はなんだかすごく憂鬱…病み上がりの身体に雨も相まって、一生寝てばっかりのダメ人間になりそうだった。あぶない。

 

知らない路線の知らない電車に乗って、知らない駅通り越して終点まで行きたい気分だよね。延々と折り返していたい

 

人生はレールや電車に例えられたりするけど、なんかやっぱ違うかもね。終点はあっても折り返さないもんね。終電も始発もないし、人によって各駅停車か快速急行か事故で停車中かはあってもね

 

得体の知れない焦燥感だけ乗っけてるみたいで、苦労の知らない新幹線が隣の線路を走って、僕が必死に止まった駅なんて知らん顔して通り過ぎていくから、なんだかたまに嫌になる。僕が停まる駅に乗ってくれる人もいるんだけどね

 

限りなくゆっくり 色んなことを感じながら生きようと思っていたけど、20を超えたあたりから何かに追い立てられて、大学を辞めてから何かに焦り始めて、胸の奥に空いた穴に不安だけが溜まってる。そんな毎日がみんなにもあるのかなぁ

 

 

晴れた日は澄んだ空に心の奥を見透かされた気分になってさ、自分がこの世の異物みたいに感じるのに、こんなどんよりな雨の日には空模様と同化して溶けて消えそうな気分になるの、どうしたらいいんだ!きらいだ!

 

 

昨日数え切れないくらい色んな夢を見たから疲れてるのかも、ふう…近々良い発表があると思います。僕らのことを好きでいてくれてるみんなには待望の……乞うご期待!

ひとつのステップを超えて

2019.08.22

 

ひさびさにブログを書こうかななんて思い立って筆を走らせてる(ケータイで打ち込んでる)訳ですが、特に事ありげな訳でもない、といったら嘘になるかも

 

 

はい。5年前の今日、初めてこの4人でステージに立ったんですよ、環境が変わったり、やらなきゃいけないことが変わったり、言葉にするなら「お遊び」で始めたバンドがここまで続くなんて誰も思わなかったんじゃないかな。まあ今も遊びと大差ないけどね

 

たけひろとせっきーは高校出て就職したし、まっちーは音大、俺は大学に通ってたから別々の道歩くんだろうな〜なんて薄っすら思ってたんだ。今じゃみんな、揃いも揃ってフリーターだけど…笑

 

「大学入ったら忙しくなるから」なんて言ったときもあったし、「良い企業就職してサラリーマンやってくから」なんて思った日もあったし

「この企画ソールドアウトしなかったら解散しよう」なんて臨んだ日もあったよね。それをぜんぶ反故して今に至る訳だけども、それもそれで良いよかったと思う。言ったこと曲げんじゃねぇとか、一度決めたこと貫き通せよとか思われそうだけど、結局 これで良かったんじゃないかな。

 

後悔した日もあった、馬鹿みたいだけど「こいつらに出逢わなければ」なんて思った日も勿論あった。

 

「ベースがちゃんと話を聞くやつなら」とか「ギターのプレイが自己主張激しくなければ」とか「ボーカルがもっとイケメンなら」とか思ったときもあった

 

「ドラムがもっと上手くて、良い曲書ければ 」

 

なんて思う日ばかりだった

 

 

この話の方向だと、折角のココペリ5年記念日が鬱なベクトルに向かってしまうのでやめます。笑   話を締めよう!

 

 

さっきも書いたけどさ

 

一度決めたことを曲げて、やらなきゃいけないことをダラダラと先延ばしにして、その先に今の僕ら4人がいてさ

 

俺はそれが間違いじゃなかったと思ってます。

これからも、遠回りばっかりして進んで行きましょう。通らなくて良い道も笑いながら踏みしめていこうぜ  どうにでもなるから!

 

これからも4人のココペリドットを宜しくお願いします。舵取りがこんなヤツでごめんなさい どこまでも気儘に付いてきて下さい

 

 

 

ココペリドット Drums. 大瀧 凱

 

回らない地球のアイデンティティー

2019.07.10

 

めでたいことなんて大概ほんとうはめでたくなんかなくて、新しく生まれるもん続いてきたもんにヒトが勝手に区切りを付けてさ、誕生日だとか成人式とか なんとかいってたりするんだと思う

 

地球自身が一回転して、それを365回繰り返して太陽の周りをぐるっと回って、ハッピーなニューイヤーもハッピーなバースデーもやってくるんだよね。ただクルクルしてるだけなのにね

 

2014年の8月22日(間違えてたらごめん)

今の4人で、初めてライブハウスのステージに立った

 

まっちー以外ライブハウスでのライブは初めてだったのかな?そうじゃなかったのかな。人前でドラムを叩くのが初めてだった俺は、ドッキドキの心臓バックバクだった。たぶん25分ステージだったんだけど、何したか覚えてないくらい緊張してたな

 

初ライブだからって駆けつけてくれた友達が一番前を占領して、3.4列目くらいまでいてくれて、すっげー心強かった気がするなぁ。今じゃ誰がきてくれたか覚えてないんだけどさ、すまぬ

 

そんなこんなで初ライブ、RADWIMPSのコピーをまるっとやった僕らは「楽しかった!またライブできると良いね〜」なんてその日をあとにしたんだよね。まさかそっから5年が経ったとは、誰も思いもしなかっただろうというか、誰も考えてもいなかったというか、4人全員アホだから「今が楽しいから良いんじゃね?」って続けた結果が今のココペリドットです。ダラッダラでごめんなさい

 

そんなこんなで長く書きましたが、8月でココペリは初ライブから5年が経ちます。それに合わせて7.8.9月に3ヶ月連続で企画をやります。場所は初ライブからずっとお世話になってる府中Flight。

 

冒頭で「おめでたいことなんて大概はおめでたくない」なんて書きましたが、あれは本心です。でも、それなら盛大にお祝いしてお祭り騒ぎしたいなって。

地球がくるんって回るのを365回×5年も繰り返したんだ、その間僕らはずーっと4人でバンドやってたんだ。めでたくなくても、めでたくしたいじゃんか。俺はお祝いしたい!特段何する訳でもなくいつも通りに!

 

ね、ただ日が重なるだけの事象なら、それに託けてお祝いしようよ。3ヶ月でも、1年でも、5年でも、10年でも、1000年だってなんでも良い。めでたいんだもん、俺らがそう思うんだからそうしようぜ!

 

じゃあ、今月から3ヶ月、どこかの月で待ってますね。

 

昔見てくれてた人も、今見てくれてる人も、全員どこかで会えると良いな。自分勝手だけど、成長してんだ俺ら。魅せつけたいから、待ってます

スターリーライト

2019.06.16

 

サボってた訳じゃないんだ、高校生の頃集まった4人でいたら、気付いたら5年が経ってた。

「MV出したいよね〜」「それな〜」なんて言いながらライブをやってきたら、ハタチなんてものとっくに超えて、22歳になってた

 

どこからともなく湧いてくるとんでもない無力感と、自分の小ささに毎日胸を締め付けられながら、俺はある日のスタジオに大遅刻をした。理由はただの寝坊。

「遅れてマジごめん…」なんて平謝りする俺に

「かいいない間に曲できたから、聴いて」って演奏を始めた3人、頭から最後まで三拍子の曲だった

 

曲を聴いた俺は、大遅刻したのにも関わらず早々に言ったんだよね。「これ、4拍子にしたら絶対に良い曲になるから、今から変えよう」って

 

考えられます?連絡もせずに遅刻したヤツが、いない間に頑張って作った曲に対して「ここ変えて。」なんて

 

当たり前だけどみんなめっちゃ嫌な顔してたの、俺は覚えてるよ。笑  「マジかよこいつ」って心の声が漏れてた

 

そんなこんなで絶対に良い曲を書く約束をした俺は、僕の大好きな星と、その時の悩みと、色々詰め込んで一曲書いたんですよ

 

「スターリーライト 僕の意味を照らしてくれよ」

 

あの歌詞は間違ってなかったと心から思いました!今日MV公開されたので、まだ見てない人は良かったら見て下さい。もう見たよって人も、もう一回見て下さい

 

https://youtu.be/TFFa-aDk1jk

 

歌詞でも貼っておきます。ひとりぼっちの遣る瀬無い夜に、この歌が響きますように。

 

 

スターリーライト/歌詞全文

 

作詞:大瀧 凱

作曲:ココペリドット


唯一無二恒星以外の光る星は

青一色にその身を染めていました

何十億と蠢く生物たちの戦争に

僕は混ざれないまま

 


夢の中を走るような感覚と

僕らの毎日は進んで行くんだ

意味とかなんだとか今だけは不要さ

星のない夜には僕の光

 


スターリーライト僕の意味を照らしてくれよ

スターリーライト星のない空に願いをかけた

スターリーライト涙が弾く光を頼り

スターリーライト朝が来るまでは息をしようよ

 


いつしか僕らは夜空の星に

勝るほど地上に火を灯したんだ

その中で僕らは自らの光と

幸せを見失ってしまったんだ

 


スターリーライト僕の声を拾ってくれよ

スターリーライト星のない空に叫んでみせた

スターリーライト夜に溶けた泣き声が今

スターリーライト朝を待つ人を生かしているのさ

 


スターリーライト僕の意味を照らしてくれよ

スターリーライト星のない空に輝いていた

スターリーライト夜の黒に一点の光

スターリーライト僕の命を灯していくのさ